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【戦略思考のススメ】「戦略」と「戦術」の違いを1ミリの疑問も残さず徹底解説します

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あなたは「戦略」と「戦術」の違いを正しく理解していますか?

「あなたの戦略なんですか?」と聞いてきた本人が、戦略とは何かを理解していないケースも多々あります。

ちなみに辞書の意味は、次の通り。

戦略(strategy)

戦術より広範な作戦計画。各種の戦闘を総合し、戦争を全局的に運用する方法。転じて、政治・社会運動などで、主要な敵とそれに対応すべき味方との配置を定めることをいう。

戦術(tactics)

戦闘実行上の方策。一個の戦闘における戦闘力の使用法。一般に戦略に従属。転じて、ある目的を達成するための方法。

戦略の方が上という上下関係はわかりますが、それ以上はわかりづらいですよね。ちまたの説明も辞書の焼き直しばかりで、要領を得ないものばかり。

この記事では、ふんだんに具体例を使ってどこよりもわかりやすく、「戦略」と「戦術」の違いを解説しています。

極論を言ってしまうと、戦略を描けない人は、自分だけでは何もできない人ですビジネスで成果を上げることもできませんし、あなた自身の人生を幸福へ導くこともできません

受け身で主体性のない一生を送りたくない人は、ぜひ最後まで読んでみてください。

「戦略」とは

戦略は、ゴール(目標達成)に直接影響を及ぼす要素を指します。具体的な行動に落とし込まれる前の方針であることが多いでしょう。

戦略は複数あることもあれば、単一のこともあります。ゴール直結する要素が多ければ、より多くの戦略が必要になり、それだけ達成が難しいゴールになります。

「戦」という文字がある通り、元々は軍事用語です。戦争のゴールは、相手の国に勝利すること。「勝利」に直結する重要な要素が戦略に当たり、例えばこういったものです。

戦における「戦略」の例

  • 両国のちょうど間にある城(拠点)を奪取する
  • 敵国の隣国と同盟を結び、両国から挟み撃ちにする
  • 敵国の流通の要になっている河川を制圧する

どれも実現できれば、戦争の勝利に直結します。このような作戦は戦略に当たります。自国の戦略が勝てば戦に勝利し、自国の戦略が負ければ戦に敗北します。

オセロで4スミを取るのも戦略に当たりますね。4スミをとった方がほぼ勝者になるので。逆に取られれば負け確定です。

例:よく聞く「戦略級〇〇」「戦略〇〇」

「戦略級空母」「戦略兵器」といったような、「戦略級〇〇」「戦略〇〇」という言葉を耳にしたことはないでしょうか?漫画やアニメでもよく登場します。

空母は、戦闘機が離着陸できるほど巨大な船で、さながら海上を動く要塞。空母が機能すれば、その戦い手中に収めることができます。逆に敵視点では、空母さえ落とせば、その戦に勝つことができるとも言えます。

核爆弾は一撃で戦争を集結させる力があるので、まさに「戦略兵器」です。

大人気ライトノベルでアニメ化もされた『魔法科高校の劣等生』の主人公である司波 達也(しば たつや)は、世界に50人もいないと言われる「戦略級魔法師」。

戦略級魔法は、「一度の発動で人口5万人クラスの都市、または一艦隊を壊滅させることができる魔法」と定義されています。これは確かに戦略級ですね。

「戦術」とは

戦術とは、戦略を達成するための打ち手です。「戦略を達成するために、今ある手札でどう戦うか」という具体的な行動に当たります。

例えば、「両国のちょうど間にある城(拠点)を奪取する」という戦略であれば、

戦略=両国のちょうど間にある城(拠点)を奪取する

戦における「戦術」の例

  • 守りが手薄な絶壁になっている背後から侵入する
  • 内通者を潜り込ませて、中から瓦解させる
  • 城を包囲して持久戦に持ち込み、兵糧が尽きるのを待つ

といった戦術が考えられるでしょう。

戦術の一つ一つはゴールである戦の勝利には、直接紐づいていません。そのため、内通者がバレて殺されたとしても、その戦に負けることにはなりません。

どんな優れた軍師でも、戦術レベルの失敗も普通にありえます。

三国志最高峰の戦略家である諸葛孔明も、戦略レベルで負けることはほとんどありませんでしたが、戦術レベルの小競り合いで破れることは多々ありました。

旗色が悪くなれば早々と撤退し、なるべく手札(兵士)を温存させます。残った手札でまた別の戦術を繰り出すだけです。

例:トランプ「大富豪」における戦略と戦術

わかりやすくトランプで例えてみましょう。

大富豪でよく使われる手に、最後の1枚に「7」や「9」などクソ札を残し、その一手前で「8切り」するというものがあります。(わたしは「8切り戦略」と読んでいます)

8切りは強制的に流れるので、次にどんなクソ札が残っていようと、成功すれば確実に勝利できます。勝敗に決する要素なので、これは戦略に当たります。

ただ最後に「8」と「何かしら弱いカード」の2枚になるまでは、相手の出方を伺いながら首尾よく手札を切っていかなければなりません。

最後の2枚になるまで、毎ターン何を切っていくかは、戦術に当たります。思うように切れないターンもありますが、それがそのまま敗北につながるわけではありません。

「戦略」の失敗は「戦術」では取り返せない

「戦略」は「戦術」の上位にあたる概念です。

戦術がどんなに首尾よく達成できても、戦略が破綻すれば、全体としては失敗(戦なら敗北)になります

これはよくよく考えてみれば当たり前の話。またトランプの話に戻しましょう。

常勝の「8切り戦略」をやろうにも、手札に「8」が来なければ成立しません。代わりに、最後の札の一手前をジョーカーで代替する戦略に切り替えたとしましょう。

首尾よく最後の2枚まで残り、ジョーカーを温存できたとなれば、戦術は完璧に達成されています。

ですがジョーカーで勝負に出たところ、ジョーカーに唯一勝てる「スペードの3」を出されてしまいました。最後に残ったクソ札はそのまま切れず、勝負には敗北。

これは戦略の失敗です。ジョーカーを残しておくことは、必勝戦略ではなくなってしまったのです。

というわけで、戦略レベルで失敗している場合は、いくら戦術がうまく運んでも意味がありません

3.11の東日本震災前は、退職金で東電の株を変えば老後は安泰と言われていました。いくら首尾よく定年まで勤め上げて、退職金をがっぽり貰ったとしても、「東電株」という戦略が破綻してしまっては失敗なのです。

【戦略思考=逆算思考】ゴールなくして戦略なし

「戦略」は「戦術」の上位概念。ですが、戦略のさらに上には「ゴール(目標)」があります。戦の場合は敵国の大将首をあげることがゴールになるでしょう。

この構造から、まずは明確にゴールを決めなければ、続く戦略を立てることはできません

もし西遊記で、三蔵法師が「ガンダーラに経典を貰いに行く」というゴールを設定しなかったらどうなっていたでしょうか?

ゴールがなければ、やることもはっきりしないので、仲間もついては来ません。皆散り散りに、地元をフラフラと彷徨っていたことでしょう。

ゴールから考えることを、世間一般では「逆算思考」と呼びます。戦略思考とは、逆算思考と全く同じ意味になるのです。

名言「自ら登るべき山を決めよ」「迷ったときほど遠くを見よ」

スポーツや資格の勉強など、勝敗の条件がルールで定められている場合、ゴールはおのずと決まっています。

ですが現実の社会には、ゴールが明確でないものがたくさんあります

人生のゴールや、ビジネスのゴールは、フワッとしている人が多いのではないでしょうか。となれば戦略も立てられず、時間や人手をムダに遊ばせるだけになります。

私の大好きな名言に、孫正義さんの

  • 「自らが登るべき山を決めよ」
  • 「迷ったときほど遠くを見よ。そうすれば自ずと取るべき行動が見えてくる」

があります。

「登る山を決めよ」とは、まず始めに人生のゴールを定めよという意味です。

「迷ったときほど遠くを見よ」とは、戦略に行き詰まったら、一度決めたゴールを再確認せよという意味です。まずはゴールありきなのです。

ゴールがなければ、意思決定はできない

ビジネスでもプライベートでも、頑張っているのに上手くいかない。そんな時は、ゴール設定に問題があるのかも。

ゴールがはっきりしなければ、戦略が立てられず、戦略が立てられないければ戦術も立てられません。こうなると意思決定にも支障を来します。

大学受験を例に取りましょう受験まで半年しかない状態から受験勉強をスタートさせるとしたら、あなたはどんなゴール(目標)設定をするでしょうか?

ケース①:ゴールを明確に定めたAさん

Aさんは、「最低でもMARCHクラスの大学合格」をゴールにしたとしましょう。

私立なので、「国語」「英語」「+1教科」の3科目を絞る戦略がとれます。各科目でどの点に注力するかは、下位の戦術レベルの判断になるので、ここでは触れません。

私立の3教科に絞ったことで、センター試験対策は不要になります。しかも私立大学であれば大抵は同じ科目で受験できるところが多いので、複数の大学の受験にも対応できます。

仮にAさんは3教科目を「日本史」にしたとしましょう。そんなAさんが友人から、

友人
友人
小論文対策で良い講座を見つけたから一緒に行こうよ

と言われたら、どう反応するでしょう。

Aさん
Aさん
俺は日本史受験だから行かないよ

と返して終了ですね。

逆に英語の講座であれば、喜んで参加したでしょう。ゴールを明確にしているおかげで、意思決定に迷いがありません。

ケース②:ゴールを明確に定めなかったBさん

Bさんはゴールを明確にしないで、ふんわりと「良い大学に合格」と思っています。

国公立であれば、受験科目は増え、センター試験の対策も必要です。小論文のように、ところによっては不要で潰しの効かない科目を勉強することになるかもしれません。

そんなBさんが友人から、

友人
友人
小論文対策で良い講座を見つけたから一緒に行こうよ

と言われたら、どう反応するでしょう。

Bさん
Bさん
とりあえず、良さそうだし行ってみるか…

と、大切な時間がどんどん減っていきます。ゴールから逆算して決められない人は、まともな意思決定はできません。

ビジネスであれ、プライベートであれ、大抵「やりたいことリスト」は、「やれることリスト」より数が多いものです。

「やることを決める意思決定」よりも、「やらないことを決める意思決定」の方が重要なケースが多いのです。

ゴールを設定して、逆算して戦略を立てることで、迷いなく「やらない意思決定」ができるでしょう。ここがとっても重要です。

ビジネスにおける「戦略思考」とは?

ビジネスにおける戦略思考についても触れておきましょう。

ビジネスにおけるゴールは「ビジョン」

ビジネスにおいても、まずゴールを設定する必要があります。

なんとなく利益がゴールに来そうな感じがありますね。現実問題そうなってしまいがちですが、本質論はそうではありません。

ビジネスにおける最上流概念に、「経営理念」があります。経営理念がお題目のようになっているケースもありますが、経営理念は本来、ビジネスにおける最重要意思決定。憲法のようなものです。

一般的には「ミッション・ビジョン・バリュー」に相当する内容が、経営理念になっているケースがほとんどです。

  1. ミッション
    :会社が果たすべき使命や役割

  2. ビジョン
    :ミッションを達成するために、あるべき理想の姿

  3. バリュー
    :その事業が大切にする価値観や行動基準

「ビジョン」は5年〜10年後にありたき姿を描いており、これがビジネスにおけるゴールになりますいわば「将来の夢」みたいなものですね。

「御社のビジョンは何ですか?」と問われたら、それは「お前の描くゴールを教えろ」と言われているのです。

詳細を知りたい人は、「ミッション・ビジョン・バリューとは?順番は?【作っていない人は失敗します】」の記事もチェックしてみてください。

【理念を掲げよ】ミッション・ビジョン・バリューとは?順番は?【作っていないと失敗する】あなたのビジネスの「ミッション・ビジョン・バリュー」は何ですか?ミッション・ビジョン・バリューは、常に自分たちの方向性を示す羅針盤です。無いと社員の心は一つにならず、迷走した事業はいっこうに前に進まず、いずれ失敗に終わります。答えられない人は、必ずチェックしてください。...

わかっている企業はやっているビジョンの映像化

大企業ともなると、「ビジョン」を誰の目にをわかりやすいように映像化しています。

もちろんブランディングの側面はあるものの、この映像を作ること自体が、企業のゴールを決める大切な仕事になっています。

そして、この映像は外部の人だけに向けたものではなく、自社の社員にゴールを明確に伝えるためにも重要な意味を持ちます。

こちらは2020年にTOYOTAが公開した未来都市「Woven City」のイメージビデオ。これを見れば、TOYOTAのビジョンが垣間見えます。

これは想像ですが、社内の集まりで、社員全員にも見せているんじゃないかなと思います。

ビジョンを「戦略」に落とす

基本的に、ビジョンは野心的な内容になっているので、現状からはかなりストレッチした内容になっていることがほとんどです。

ビジョンと現状のギャップを明らかにし、これから埋めなければならない大項目を列挙しましょう。そのまま「戦略」になります

例:東京にカジノを作りたいとしたら、どんな戦略が必要か?

例えば、もし何もない状態から、東京にカジノを建設したいとしたら、何が必要になるでしょう?

  • まず用地取得をしなければなりませんね。かなり広い場所が必要になるので難航するでしょう。
  • 日本はギャンブル禁止の国なので、規制緩和の交渉を国に行わなければなりません。
  • そんな背景から日本にはディーラーがいません。日本語がしゃべれるディーラーの育成も必要ですね。

そんなわけで、

(例)東京にカジノを建設する上での戦略

  • 戦略①:用地取得
  • 戦略②:規制緩和
  • 戦略③:ディーラー育成

の3大戦略が必要になります。(実際にはもっと色々あると思いますが、サッと作った例なのでご容赦ください)

「戦略思考」が必要なのはリーダーだけではない

ここまでの話を聞くと、「戦略は上役が考えるもので、下々の人間には関係ない」と思われてしまいそうですね。確かに一つの企業単位で見れば、その通りです。

しかしながら、部長でも課長でも平社員でも「戦略思考」は絶対に必要です。

組織で働く人であれば、何かしら上司から設定された目標があるはずそれは企業全体で見れば些細なパーツにすぎないかもしれませんが、あなたにとってはゴールそのものです。

現状と設定された目標のギャップを分析し、足りないものを期間内にどう埋めていくかを考えますこれこそが戦略思考です。

営業であれば、まず今の見込み客の売上を把握します。そして、目標に足りない分の売上を確認。具体的にどのお客さんから売上を作るか作戦(戦略)を立てます。

自分で戦略を考えられない人は、上司からの指示を仰ぐしかありません。戦略思考ができない人は、引退までずっと上司の言いなりになるしかないのです。

現代は「戦略」の失敗も許される

戦における「戦略」の失敗は、そのまま死を意味します。大将首をとられ、国を奪取されます。戦では「戦略」の失敗は許されません。

しかしながらビジネスにおける「戦略」の失敗は、影響は大きいながらも直ちに致命傷にはなりません。現代は先が読めないVUCAの時代なので、戦略の失敗は決して珍しいものではありません

VUCA(ブーカ)とは、あらゆる環境が目まぐるしく変化し、予測できない社会情勢を指す言葉です。Volatility(変動性・不安定さ)、Uncertainty(不確実性・不確定さ)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性・不明確さ)の頭文字をとっています

実際に、YouTubeは動画でデート相手を探す出会い系サイトでしたが、スケールせず失敗しました。戦略を変更し、誰もが広く動画を共有できるサービスにしたことで大成功を収めています。

戦略の変更を「ピボット」と呼ぶ

YouTubeの事例のような方向転換は、スタートアップ界隈を中心に「ピボット」と呼ばれています。

ピボットとはすなわち戦略レベルの変更を指します戦略が間違っていたと気づいたのであれば、ピボットするのは正しい意思決定です。

ここで重要なのは、もし戦略が失敗しても、何回かピボットできるだけの余力を持っておくことです言いかえれば、ビジネスは常に余力を残しつつ小規模から始めるべきです。

例えばあなたが斬新なアパレルを売るビジネスを始めたとしましょう。

最初から表参道にお店を借りて、スタッフを雇ってビジネスを始めたとしたら、これはなかなかにリスクのある選択肢。斬新な洋服が受け入れられなければ、資金はあっという間に尽きてしまい、1年と経たずに夢を諦めることになるでしょう。

一方でサンプルを数着を作るだけなら、資金が底をつきません。それをクラウドファンディングにかければ、欲しい人がいれば売れるし、いなければ売れない代わりにお金も減りません。売れる洋服ができるまで、長期にわたって戦い続けられるでしょう。

【まとめ】戦略と戦術の違い

今回は「戦略」と「戦術」の違いを解説させていただきました。記事後半では、「戦略思考」について、厚めに触れてみました。

ざっとまとめると次のとおりです。

「戦略」と「戦術」の違い

  • 「戦略」とは、ゴール(目標)達成に直接影響を及ぼす要素
  • 「戦術」とは、戦略達成のための具体的な打ち手
  • 「戦略」の失敗は、「戦術」では取り返せない

「戦略思考」について

  • 「戦略」を決めるためには、まずゴールを明確にしなければならない
  • 始めにゴールを描くことから始める思考を「戦略思考」と呼ぶ
  • 企業にとってのゴールは「ビジョン」である
  • 戦略の転換を「ピボット」と呼ぶ
  • 何度かピボットできるだけの余力を残して戦うのが重要

ぜひ「戦略思考」を実践していただければと思いますが、「自分はそんなにちゃんと考えられるかな」と、難しく感じた人もいるでしょう。

戦略思考の入り口は、「まずゴール(目的)に意識を向けること」にあります。

今自分の前にある仕事は何の目的があるんだろう?その目的を達成するために、この作業は必要なんだろうか?もっと良いやり方があるんじゃないか?

こんな風に考えることから始めてみてください。

あなたの人生にも「戦略思考」を取り入れよう

仕事であれば、あなたが社長じゃない限り、誰かの指示を仰ぐことになるでしょう。

でも、あなたの人生に指示をする人は、あなたしかいませんあなたが自分で「自分の人生のゴール」を決めなければ、あなたは日々の生活を無為に生きていることになります。

何も完璧な将来設計を、いますぐ決めなければならないと言うわけではありません。数年後のありたき自分の理想像を思い浮かべれば良いのです。

  • 今しているお仕事(または活動)は、5年後のあなたの理想像につながっているか?
  • 5年後の理想像に近づくためには、どのような勉強が必要か?

こう考えたら、今の自分が戦略的に動けているか、そうでないかが判断できると思います。

ぜひ、何よりも大事なあなたの人生に「戦略思考」を取り入れてみてください。

社会人の学びに「この2つ」は絶対外せない!

あらゆる教材の中で、コスパ最強なのが書籍。内容はセミナーやコンサルと遜色ないレベルなのに、なぜか1冊1,000円ほどしかかりません。

それでも数を読もうとすると、チリも積もればで結構な出費に。ハイペースで読んでいくなら、月1万円以上は覚悟しなければなりません…。

しかし現代はありがたいことに、月額で本読み放題のサービスがあります!

外せない❶ Kindle Unlimited

Amazonの電子書籍の読み放題サービス「Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)」は、月額980円。本1冊分の値段で約200万冊が読み放題になります。

新刊のビジネス書が早々に読み放題になっていることも珍しくありません。個人的には、ラインナップはかなり充実していると思います。

Kindle Unlimited 公式サイト

≫【厳選】ビジネスマンがKindle Unlimitedで読むべき15冊

外せない❷ Audible

こちらもAmazonの「Audible(オーディブル)」は、耳で本を聴くサービスです。月額1,500円で約12万冊が聴き放題になります。

Audibleの最大のメリットは、手が塞がっていても耳で聴けること。通勤中や家事をしながら、子供を寝かしつけながらでも学習できます。

冊数はKindle Unlimitedより少ないものの、Kindle Unlimitedにはない良書が聴き放題になっていることも多い。有料の本もありますが、無料の本だけでも十分聴き倒せます。

Audible 公式サイト

≫【厳選】ビジネスマンがAudibleで聴くべき17冊

ちなみにわたしは両方契約しています。シーンで使い分けているのと、両者の蔵書ラインナップが被っていないためです。

どちらも30日間は無料なので、万が一読みたい本がなかった場合は解約してください(30日以内であれば、仮に何冊読んでいても無料です)。

そして読書は、早く始めた人が圧倒的に有利。本は読めば読むほど、複利のように雪だるま式に知識が蓄積されていくからです。

ガンガン読んで、ガンガン知識をつけて周りに差をつけましょう!

とりあえず両方試してみて、それぞれのラインナップをチェックするのがオススメです!

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