勉強・キャリア

【勉強時間は平均6分】勉強しない社会人は負け組行き?その不安は的中します

  • このページを開いたあなたは、ご自身が勉強していなくて漠然と不安を感じている方でしょうか。
  • それとも身近に勉強しない人がいて、この人はこれでいいのだろうか?と心配されている方でしょうか。

インターネットの普及によりあらゆる情報が取得可能となった今、わざわざ勉強する意味はあるのだろうか?と思う人もいると思います。

しかしながら、現代の世の中のトレンドを見る限り、勉強しない社会人は確実に市場価値が落ちると予測できます。悪く言えば「負け組」になります。

この記事では、インターネットやAI、グローバル化によって、如何に勉強しないことが危険かを解説しています。

その上で、どのような方向性を目指して勉強すべきかも触れていきます。勉強しなくていいのか不安に感じている方は、ぜひ読んでみてください。

日本人はこんなに勉強していない!

総務省統計局の「平成28年社会生活基本調査」によれば、日本の社会人の1日あたりの平均勉強時間は、なんとたったの「6分間」でした。

1日6分だけ勉強することは無いでしょうから、実態としては、勉強している人は一部の人達で、大多数の勉強しない人のが平均時間を押し下げている構図でしょう。

皆さんも周りの方を思い浮かべてみると、そのような印象を持つのではないでしょうか?

勉強しない社会人が語る「勉強しない理由」

プライベートな時間を潰してまで勉強なんてしたくない

確かにそういう考えが一般的ですよね。平日みっちり仕事して、かつ残業がある人も多いでしょう。帰宅してからの時間と休日は貴重なので、潰したくない気持ちはよく理解できます。

高い収入は求めていないので、勉強する気がない

最近はこういう人が多いと思います。お金のかからない趣味もいっぱいあるので、贅沢をしなければ確かにやっていけそうです。

Google検索すれば教えてくれるので、勉強する意味がない

なるほど確かに、この世に存在している情報でGoogleで検索して手に入らないものはそうそうないでしょう。どんな参考書や学術書より多くの情報を持っているので、勉強しなくても必要な知識は手に入るかもしれません。

勉強しない社会人を待っている3つの運命

勉強をしない理由は人それぞれで、それを受け入れている人も多いと思います。ですが、そんな人に訪れるのは次の3つの未来だと考えられます。

①収入格差が広がり負け組になる

この先、職種や業界により収入格差は広がっていくと考えられます。中間層がなくなり、一部の高所得者とそれ以外の低所得者に二分され、負け組に位置することになってしまう可能性が高くなります。

②肉体労働か単純作業の仕事しか選択肢がない

AIがいくつかの頭脳労働の仕事を人から奪った先の未来では、高度な頭脳労働に従事する人と、肉体労働に従事する人に二分されると考えられます。

また、人の手が必要な単純作業は今しばらくは残りそうです。勉強しなかった人は、必然的に肉体労働か、単純作業に従事するようになるでしょう。

③仕事がつまらなくなる

仕事の面白さとは、自ら裁量を持って能動的に動いているときに得られるものです。人に使われているときには、面白さは感じづらいものです。

この先、高度な頭脳労働に従事できなかった人は、それらの人に使われて楽しくない仕事に従事せざるを得ないかもしれません。

勉強しないと負け組になる4つ理由

なぜ、勉強しない社会人には、そんな悲観的な未来しか残されていないのでしょうか?

「周りの人も勉強していないなら、自分も勉強しなくても大丈夫なんじゃないか?」そう思う人もいると思います。

現在のビジネスを取り巻く環境から、勉強しない社会人の未来を考察してみましょう。次の4つの潮流から考察します。

  1. 表面的な知識・スキルは価値がなくなる
  2. 海外の優秀な人と同じ土俵で戦うことになる
  3. 大企業に勤めていれば安泰という時代が終わる
  4. 一部を除く知的労働がAIに置き換わる

表面的な知識・スキルは価値がなくなる

すでにこの風潮は現実になりつつあります。インターネットの普及により、表面的な知識は価値がなくなって来ています。

Google先生が教えてくれるから勉強する意味がないと言われてもしょうがないです。

  • 他の人を圧倒するレベル
  • ニッチでオンリーワン
  • 自身が経験して成功体験を持っている

という知識・スキルでなければ価値がなくなりつつあるります。そのため、勉強せずに停滞していると、人材価値はどんどん下がってしまうでしょう。

海外の優秀な人と同じ土俵で戦うことになる

製造業でははるか昔から起きていることです。

20世紀後半、海運業の効率化により国際間の物流コストが劇的に下がりました。その結果、国内で製品を作るよりも、労働力の安い海外で作った方がコストが安くなり、海外の労働力に取って代わってしまいました。

これと同じことが、一般企業のホワイトワーカーの仕事にも起きると想定されます。理由は、次の2つの潮流があるからです。

  • インターネットにより、これからは場所に依存せずに仕事ができるようになる
  • これから産業の中心となるITのスキルセットは、あまり国によって違いがない

営業などの日本人的な情緒を理解することが必須な仕事以外は、海外の優秀な人材によって居場所がなくなってしまう可能性があります。

大企業に勤めていれば安泰だった時代が終わる

大企業に勤めていれば安泰だから、勉強しない人も多いと思います。いや、大企業に限らないかもしれません。自分が勤めている会社がなくなる可能性を考えていない人が多いです。

次の3つの要因から、企業に勤めていれば大丈夫という神話は崩壊すると予想されます。大企業に入社しても、自己研鑽を怠れば厳しい現実に直面すると思った方が賢明です。

旧来のビジネスモデルが淘汰され始めている

スマホカメラの高性能化で、カメラのフィルム市場は風前の灯です。NetflixなどのVODサービスで、レンタルビデオ屋も同様に絶滅寸前です。

現代は、製品のライフサイクルがどんどん短くなっています。産業の主流となったソフトウェア産業(主にインターネットサービス)は、2〜3年でどんどんプレーヤーが入れ替わっています。

技術の進歩に適応できないビジネスモデルは、これからも淘汰されていきます。古いビジネスモデルを抱えている伝統的な大企業は淘汰される側となり、新規ビジネスに活路を見い出さなければならなくなります。

資本があれば勝てる時代が終わった

産業の中心が「工業」であった20世紀は、多くの労働力と資本がなければ、ビジネスで勝つことは不可能でした。

しかしながら、これから産業の中心となる「ソフトウェア」は、物理的な制約に縛られません。仮に少人数で作ったとしても優れていれば大きなビジネスになります。

物理的なコストも比べ物にならないくらい低いので、もはや資本がある大企業が圧倒的優位でいられる理由はなくなっています。

新規ビジネスを生み出す難易度が上がっている

20世紀は、人が行う作業を機械化する「工業」が盛んでした。まだ機械化されていない分野を見つけて機械化することで、ビジネスが成立しました。

20世紀末からは、ITによって人の作業をソフトウェアで効率化するビジネスが隆盛となりました。同じように、まだIT化していない作業を見つければビジネスを生み出すことができました。

現代では、人間の作業を代替するビジネスモデルは一巡していています。これからは人間の作業を代替するのではなく、作業のあり方すら変わるような発想が求められています。

こうなると、大企業は不利です。大企業病で意思決定が遅いのも致命的ですが、守るべき既存ビジネスがあるので大胆な行動を取りづらいのも大きな要因です。(「イノベーションのジレンマ」と言います)

一部を除く知的労働がAIに置き換わる

いま世に出ているAIは、ドラえもんのように自ら考え行動するような、本当の意味でのAIではありません。人間には不可能なレベルの量と速さで、統計的な解を計算するのが現在のAIです。

規則性のある頭脳労働は、AIの方が圧倒的に早く、正確で、低コストになるので、最終的には消えてしまう運命にあります。

かつてゴールドマンサックスに600名いたトレーダーは、AIに仕事を奪われ、数人にまで減りました。AIでは難しいクリエイティブな仕事だけが頭脳労働として生き残ると予想されます。

そんな厳しい時代でどう生き残っていくか?

このような厳しい環境の中で、社会人はどこを目指して、負け組にならないように勉強していけばいいのでしょうか。どうすればこの先に低所得層にならず、楽しく仕事ができるのでしょうか。

これには、大きく3つの方向性があると考えられます。

  1. 新しいビジネスを企画できる人材になる
  2. 一芸を極めて、流行っているプラットフォームでビジネスをする
  3. 新しい時代のテクノロジーを活用できる人材になる

①新しいビジネスを企画できる人材になる

新規ビジネスを企画することは最もクリエイティブな仕事です。AIで取って代わることはできません。

前述の通り、旧来のビジネスモデルは淘汰され、かつ、新しいビジネスを当てることは非常に難しい時代です。こんな時代においては、最も必要とされる職種です。

会社員として生きるにしても、フリーで生きるにしても、重宝されること間違いなしです。

新規ビジネスと脳の関係

偉大な発見をした科学者や、大成功した起業家は、成功秘話を語る時に「セレンディピティ」という言葉をしばしば口にします。日本語にピッタリ一致する単語はありませんが、「思いがけない幸運を偶然手にする力」という意味です。

売れるビジネスを論理的に作るのが難しいのであれば、セレンディピティという名の「偶然のひらめき」を呼び寄せる必要があります。

脳科学では、このような偶然のひらめきが最も起こりやすいのは、脳が「デフォルト・モード・ネットワーク」になっているときと言われています。

「デフォルト・モード・ネットワーク」とは、ぼんやりとしていて脳が活動的に動いていない状態を指します。このとき、脳は散らばった記憶の断片をつなぎ合わせ、本人は意図してところでひらめきを生んでいます。

つまり、脳の中にビジネスのタネになりそうな情報を詰め込んでおいて、後はセレンディピティを待つのがコツです。情報を頭の中に入れておくためには、能動的に勉強する必要があります。

②一芸を極めて、プラットフォーム上でビジネスをする

生半可な知識の価値がインターネットで薄れているのであれば、突き抜けてしまえばいいという考え方です。

昔であれば、周りの人に変人と思われるだけかもしれませんが、今の時代はインターネットで発信し、自身をコンテンツにしてビジネスにすることができます。

例えば、次のようなプラットフォームを活用すれば、一芸からお金を生み出すことが可能です。今後もどんどん新しいプラットフォームが出てくるでしょう。

  • YouTube
  • ブログ、note
  • Amazon、楽天
  • 個人でECサイトを作れるBASE、STORES
  • Kindleで個人出版

一芸ということで、分野によって勉強方法が異なるでしょうから、一概にどうすればいいというものはありません。

好きなことであれば、勉強も楽しいと思いますが、収入に繋がるまでには努力と時間が必要です。どこかで辛い思いもするかもしれません。

ただ、それを乗り越えた後は、これ以上ない天職を得られるので、最も幸せな選択肢かもしれません。

③新しい時代のテクノロジーを活用できる人材になる

これは非常にシンプルな話です。この先に需要が上がるが、供給が少ない職種に立候補することです。

職種は常にテクノロジーと運命を共にします。

  • 飛脚はいなくなりましたが、代わりにドライバーという職種ができました。
  • 飛行機ができてパイロットという職種ができました。
  • 電話交換手という職種は、はるか昔に消滅しました。

次に需要が上がる職種は、IT系のエンジニアで、とりわけAIエンジニアは確実に需要が伸びるでしょう。VRやAR、3Dプリンター専用のデザイナーも、今後重宝されるかもしれません。

その分野の勉強を始める前に、そのテクノロジーが本当に収入に繋がるのか、その有用性を確認しておきましょう。

ガートナー社が毎年出している「ハイプ・サイクル」は、最新テクノロジーのトレンドの参考になります。ぜひチェックしてみてください。

まとめ

豊かな時代になったからといって、働かなくても食べられる時代はなかなか来ないみたいです。

人生をより充実させるためには、仕事は最重要な要素の一つです。将来を見据えて、自己研鑽を怠らないようにしましょう。

勉強しない社会人は…

  • 収入格差が広がり、負け組になる
  • 肉体労働か、単純作業の仕事しか選択肢がない
  • 仕事がつまらなくなる

勉強して目指すべき3つの働き方

  • 新しいビジネスを企画できる人材
  • 一芸を極めて、プラットフォーム上でビジネスをする
  • 新しい時代のテクノロジーを活用できる人材