- 読書が有益なのはわかっている!でもどうしても続かない!
- 活字に苦手意識があって、どうしても本に手が伸びない!
こんな悩みを抱えている人は多いはず。
人生100年時代は学びナシでは乗り越えられない。わたしの周りでも読書に興味を持っている人は増えていますが、ほとんどの人が挫折しています。
わたしも子供の頃からずっと読書が苦手で、マンガばっかり読んでいました。重い腰を上げて読書を始めたのは29歳のこと。ですが今では月10〜20冊読んでいます。
この記事では、「読書苦手→月20冊の読書家」になったわたしが、
- 読書ができない3つの根本的な理由
- 読書の苦手を克服する7つの方法
を解説しています。
想定しているのは、読書習慣が身につかないことに悩んでいる社会人です。また読む本は、小説やマンガではなく、学びのための本を想定しています。
本は超絶有益(詳しくは「【後悔するよ?】読書に意味はあるのか?大人でも読書が必要な4つの理由」を参照)です。今すぐ習慣化しなければもったいない!
あなたが悩んでいる間にも読書している人に、置いてけぼりにされたくないですよね?ぜひ最後までチェックしてみてください。
「読書が苦手&続かない」の3つの根本的な原因
苦手意識を克服するには、苦手な原因を突き止めなければなりません。「読書に苦手意識がある」や「読んでも続かない」の裏には、次の3つの原因が潜んでいます。
本が読めない根本的な原因
- 難しすぎる
- つまらない
- 集中力が続かない
この3つは独立しているわけではなく、相互に影響しあっています。「難しすぎてつまらない」はよくありますね。それぞれの原因を見てもらえれば、納得してもらえると思います。
原因①:難しすぎる
本が苦手な人は、手に取った本が難しすぎて読めていないケースがあります。やる気満々でレベルの高いビジネス書や学術書を読んだ人がハマるパターンです。
「日本人だから日本語で書かれた本なら読める」は、大きな間違いです。日本語で書かれていても、読めない本が存在することを認めなければなりません。
本の内容が難しすぎるのは、「前提知識が足りない」と「抽象的な言葉を理解できない」の2つのパターンに集約されます。
前提知識が足りない
本のどこにも書いてありませんが、本にはレベルが存在します。高いレベルの本は、低いレベルの内容が頭に入っていることを前提に書かれています。
高いレベルの本を間違って最初に読んでしまうと、日本語は理解できても、内容はサッパリ理解できません。
例えば次の文章を読んでみてください。
1872年のこと、大英博物館のジョージ・スミスは、ニネヴェで発掘された粘土板を調べていた。
そこで「船が山に停まり、ハトを放したが立ち止まるところがなく戻って来た」という文章が目に止まった。この発見に世界が驚愕した。
「ニネヴェ」は古代メソポタミアの都市の一つ。古代メソポタミアは、世界トップクラスに古い歴史を持っています。つまりニネヴェから発掘された粘土板は相当古いということです。
「ハトを放したエピソード」は、旧約聖書のノアの方舟に酷似しています。大嵐が止み、ノアが方舟から鳥を放ったところ、四方はまだ水が引いておらず、止まる場所がなくて戻って来てしまうシーンです。
先の例文は、ノアの方舟の逸話が聖書のオリジナルではなく、実は古代メソポタミアが起源になっていたと発覚したシーンを表しています。(当時の西欧社会には相当な衝撃だったと思います)。
おそらくほとんどの人は、サッパリ意味がわからなかったと思います。
まず「ニネヴェ」がわからない。地名であることはなんとなく分かるけど。そして、「ハトを放したエピソード」には何か重大な意味がありそうだが、その意味まではわからない。
少し難しい本には、このような前提知識がないと理解できない文章が、平気でポンと書かれています。いくら読み進めても、わからないものはわかりません。
抽象的な言葉を理解できない
さらに厄介なのは、抽象的な表現が多用されている本です。知っている用語が使われているので、日本語は追えます。しかし中身は理解できない。
次の文章を読んでみてください。
ビジネスで売っているのは商品ではない。顧客が対価を支払うのは、商品そのものではなく、それがもたらす「価値」に対してだ。
ビジネスにおける「価値」は、その商品が顧客にもたらす効用を指します。
具体例を出しましょう。傘を買う人は、傘が欲しいのではなく、「雨に濡れない手段」が欲しいのです。雨を避けることが、顧客にとっての価値です。
高級外車はどうでしょう?「長距離を移動する」が価値でしょうか?違いますね。言い方は悪いですが、「自分のステータスを他人に見せつける」が価値です。
高級外車の価値は、本質的には宝石や高級機械式時計と同じなのです。
もっと詳しく知りたい人は、「ビジネスとは何か?顧客の価値とは何か?ビジネスの本質を解説」をチェックしてみてください。
この文章は「バチッと理解できる人」と「何となく分かったような気がする人」に分かれるでしょう。
ビジネスにおける「価値」は、抽象的な言葉です。繰り返しビジネス書を読んでいる人でなければ、ピンと来ないでしょう。他には、「戦略」「理念」「信頼」も、ビジネス書でよく使われる抽象的な言葉です。
抽象的な言葉がスッと頭に入らないのも、結局は前提知識がないからです。本質的には、前に出てきた例と変わりません。
ただ一切知らない専門用語じゃないため、読めないのに読もうとしてしまいがちです。あるいは理解できていないのに、理解した気になりがちです。大いに注意が必要です。
原因②:つまらない
実用書は読めなくても、小説なら読めるという人は多いでしょう。少なくともハリーポッターのような子供でも読める易しい文章なら、ほとんどの人は読めるはずです。
要するに、小説は面白いから読めるが、実用書はつまらないから読めない、ということです。両者の1番の違いは、ストーリーの有無です。
歴史の教科書はつまらないのに、大河ドラマやキングダムが面白いのは、ストーリー性を感じるからです。
教科書によくある「〇〇氏が、××地方の△△氏を滅ぼした。これが□□の乱である」にはストーリーがありません。
ストーリーを究極に削ると、資格試験の問題集や辞書になります。これらがもっともつまらない本です。
ではどうすればストーリー性を感じるのか?それは登場人物のイメージがありありと浮かび、その登場人物に感情移入できるかどうかです。
ビジネス書などの実用書でも、「おっ!」という気づきに面白さを感じることはあります。しかしながら、ストーリー性に富んだ小説と比べてしまうと、やはり面白みには欠けます。
原因③:集中力が続かない
集中力が続かずに、本を読み進められない人も多いでしょう。すぐにケータイを覗いてしまったり、テレビをつけてしまったり。
もし本が圧倒的に面白ければ、集中して読めます。本ではありませんが、子供の頃に寝食を忘れてテレビゲームに熱中していた人も多いでしょう。
しかし残念ながら、勉強のための本だと、どんなに面白くしようとしても限界があります。人を楽しませるために作られたエンタメの誘惑に勝てる道理はありません。
「読書が苦手&続かない」を克服する7つの方法
原因がわかったところで、本の苦手を克服するための具体的な方法を解説します。
- 学者の本を避ける
- マンガで学ぶ系はアリ
- 短い本を選ぶ
- 役に立たないと思ったら損切りする
- 必要な箇所だけ読む
- まとまった時間を確保する
- 誘惑を遠ざける
それぞれ見ていきましょう。
克服方法①:学者の本を避ける
学者の書いた本は、初学者には難しすぎるものが多い印象です。専門用語が多く、抽象的な表現も多いです。
「〇〇学入門」というタイトルであっても、読書に慣れていないと厳しいかもしれません。入門で読めなかったとあっては、読書が嫌いになってしまうのも無理ありません。
代わりに、まずはその分野で実際に活躍している人の本を手に取るのがオススメです。例えばビジネス書であれば、経営者が書いた本を読むのが良いでしょう。
著者の経験が書かれているので、内容が抽象的でなく、具体例が示されています。かつ登場人物のイメージがしやすく、感情移入がしやすいので、ストーリー性もあります。
克服方法②:マンガで学ぶ系はアリ
「マンガで学ぶ〇〇」は、真面目にオススメです。内容が薄いとか、そこまで自分はバカじゃないと敬遠してしまいがちですが、読めずに挫折するよりは100倍マシです。
マンガでもちゃんとポイントは押さえられているので、侮るなかれです。わたしは読書に慣れた今でも、手っ取り早く学ぶためにマンガを読むことがあります。
マンガではなかったですが、新卒2年目の女の子を主人公にした『世界で一番やさしい会議の教科書』は、実用書に引けを取らない内容でした。
克服方法③:短い本を選ぶ
「せっかく買うなら厚くてボリュームがある本!値段も変わらないし厚い方が得!」と思ってしまうのは、貧乏性のワナです(昔の自分に言っています)。
長い本はシンプルに挫折しやすい。まずは短い本をキッチリ1冊読めるようになりましょう。いきなりフルマラソンではなく、まずはハーフマラソンから始めるのと同じです(ハーフでも長すぎるかも)。
それに1冊の本を読んで、実際に血肉になる割合はそんなに多くありません。せいぜい全体の5%くらいじゃないでしょうか。短い本で学んでも十分効果は得られます。
克服方法④:役に立たないと思ったら損切りする
本をいざ開いてみて、「あれ、なんか期待してた内容と違うな…」と思ったら、潔くその本は切りましょう。残念ながらよくある話です。
一度お金を払って買ってしまうと、最後まで読まないともったいない気持ちになります。
返ってくる見込みがない投資を回収しようとしてしまう現象は、心理学では「サンクコスト効果」と呼ばれています。サンクコスト効果の罠にハマってはいけません。
そしてモチベーションが続かないので、読むペースが遅くなります。まだ読み途中の本があると、次に行きづらくなります。読み切れず、さりとて次の本に進めず。これが最悪のシナリオです。
役に立たない本はゾンビにせず、きっぱり切ってください。損切りは投資では鉄則です。本を読むのは自己投資。同じく損切りが必要です。
克服方法⑤:必要な箇所だけ読む
「本は1ページ目から順番に読まなければならない」は、よくある勘違いです。小説ならその通りですが、実用書には当てはまりません。
雑誌は好きなページから見ていきます。辞書は必要なページしかしません。この感覚を思い出してください。そもそも本は必要なページだけ見れば良いんです。
なおどのページが必要なページかを判断するためには、その本を読む目的をあらかじめ決めておくのが効果的です。
例えば次の日曜日から、近所の草野球チームに参加することになったとしましょう。初心者なので、ポジションはあまりボールが飛んでこないライトになりました。
この場合、ショートのボール捌きのページや、バッテリーのスクイズ対策のページは必要ありません。外野がフライ球を取るコツのページに、自然と目が行くはずです。
克服方法⑥:まとまった時間を確保する
人間の脳は、細切れの時間割が苦手。タスクが切り替わると、次のタスクにはしばらく集中できません。会議が連続すると、次のテーマに頭が切り替わらないことがよくあります。
読書慣れしていない人は、読書はかなり頭を使う時間になります。5分や10分では、ほとんど頭に入らないでしょう。次に本を開いたら、同じページを読み返すことになります。
最低でも30分、できれば1時間は読書の時間を確保するのがオススメです。脳のコンディションを考えると朝がベストですが、夜でも構いません。読まないよりは100倍良いです。
克服方法⑦:誘惑を遠ざける
ついついケータイやテレビのリモコンに手が伸びてしまうのは、誰だって同じ。もちろんわたしも例外ではありません。
家にお菓子があるのに、それに手を出さずにいられるでしょうか?わたしは絶対に我慢できません。だから初めからお菓子を家に置かないようにするのです。
読書の時間は、誘惑から距離をとりましょう。ケータイは別の部屋に置くなり、カバンの中にしまいましょう。本だけ持ってカフェに行き、他に何もできない環境を作るのも◎です。
読むのが遅いのは全く問題ナシ
本を読むのが遅いのを気にする人がいますが、読むスピードが遅いのは全く問題ありません。裏技のような速読テクニックを学ぶのは時間のムダです。
なぜなら本は読めば読むほど、読むスピードが上がるからです。これまで読書していない人は、遅いのが当たり前なのです。
読めば読むほどスピードが上がる理由は、シンプルに活字慣れもありますが、より貢献度が高いのは関連知識が増えることです。
例えば、次の文章を読んでみてください。
企業の重要な機能の一つはイノベーションだ。イノベーションは新しい価値を生み出すことであり、発明ではない。
イヌイットに凍結防止のために冷蔵庫を売るのは、紛れもなくイノベーションである。技術的には新たな発明はしていないが、新しい価値を提供しているからだ。
「イノベーション」という用語の意味を理解できていない人は、この文章をじっくり時間をかけて吟味します。
すでに「イノベーション」の意味がわかっている、ついでにイヌイットの冷蔵庫の例も読んだことがある人は、サッと斜め読みするだけで終わります。3秒くらいしかかかりません。
ガチの読書マスターは、本全体のうち、斜め読みする割合がじっくり読む割合を上回ります。速読の正体は、関連知識によってガンガン斜め読みできる状態なのです。
本を早く読みたい人は、たくさん本を読んでください。急がば回れ。これが正攻法であり、1番の近道です。
徐々に難しい本にステップアップしよう
読書が苦手な人は、易しい本から読むべきです。しかし、いつまで経ってもカンタンな本ばかり読んでいては、非常にもったいないことも知っておいてください。
本を読みやすくするためには、「内容の具体化」が欠かせません。読みやすい本は、総じて具体的に書かれた本です。しかし内容が具体的になるほど、適用範囲は狭まります。
反対に内容が抽象的で難しい本は、適用範囲が広い本です。適用範囲が広いということは、歳をとっても、転職しても、ずっとその知識を使い続けられるということです。
例えば、有名なビジネス書にドラッカーの『マネジメント』があります。あらゆる組織の中で働く人にとって有益な本ですが、読むのが難しい本でもあります。
そこで、『営業マンのためのドラッカーのマネジメント(仮)』という本が出たとしましょう。原著の内容を、営業マン向けに具体化しています。営業マンには読みやすい内容になります。
しかし原著の『マネジメント』は、営業マンどころか企業にすら限らず、公務員でも学校の先生でも適用できる原則が書かれています。
本来は生涯にわたって使える知識が、易しい本にすることで、営業マン限定の知識に狭まってしまうのです。
また初学者が読みやすい本にするためには、「丁寧な解説」も欠かせませんね。しかし丁寧に解説するほど文字数を使うので、1冊の情報密度は減っていきます。
基本的には難しい本ほど、適用範囲が広く、吸収できる知識の量は増えます。究極の良書は究極に難しい本であると考えても、あながち間違えではないでしょう。
カンタンな本を読むのは、難しい本を読むためのステップです。ぜひカンタンな本で満足せず、どんどん難しい本にも挑戦しましょう!
まとめ
今回は、読書が苦手&続かない根本的な原因と、その克服方法を解説しました。
本が読めない根本的な原因
- 難しすぎる
:前提知識がないと読めない、あるいは表現が抽象的すぎて理解が難しい - つまらない
:実用書は小説のようなス強いトーリー性がないので、どうしても面白みに欠けてしまう - 集中力が続かない
:学ぶ本はエンタメ用に作られてはいないので、スマホやテレビの誘惑に負けてしまいがち
本が読めないを克服する方法
- 学者の本を避ける
- マンガで学ぶ系はアリ
- 短い本を選ぶ
- 役に立たないと思ったら損切りする
- 必要な箇所だけ読む
- まとまった時間を確保する
- 誘惑を遠ざける
また読書はすればするほど読むスピードが上がります。初めは遅くても気にしないでください。怪しい速読に無駄な時間やお金を割かないように。
そしてカンタンな本に慣れてきたら、徐々に難しい本にも挑戦しましょう!
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