社会人の教養

ファーストペンギンとはどういう意味?切なくなっちゃう言葉の由来とは?

「ファーストペンギン」という言葉を聞いたことはありますか?ファーストペンギンとは、リスクを恐れずチャレンジする人を讃える褒め言葉です。

言葉の由来は、動物のペンギンのとある恐ろしい習性にあります。聞いたら切ない気持ちでいっぱいになります…。

特に知っていたから何ということはないですが、何か拍子に話のネタになるかもしれません。

「ファーストペンギン」=「挑戦者」の意味

欧米では、リスクを恐れず新しいことに最初に挑戦する人を「ファーストペンギン」と呼びます。

「ファーストペンギン」は、もっぱら褒め言葉として使われています。その人のベンチャー精神を讃える言葉です。

あのかわいい「ペンギン」と「挑戦」には、どのような関係があるのでしょうか?実はペンギンのある習性に由来しているのですが、それがちょっと切ないのです…。

ファーストペンギンの由来は「アデリーペンギン」

はっきりとそう言われているわけではありませんが、ファーストペンギンは、「アデリーペンギン」という種のペンギンを指していると思われます。

アデリーペンギンとは?

  • 体長60-70cm、体重5kgほど
  • 南極大陸に生息
  • エサは、オキアミ、甲殻類、魚類など

アデリーペンギンは、多数いるペンギンの種のなかでも、寒い地域に生息する種です。そのため、クチバシの途中まで羽毛に覆われています。

ギョロッとした黒目が特徴なのですが、この顔立ちどこかで見覚えありませんか?

実は「Suica」のイメージキャラクターは、この「アデリーペンギン」なのです!

南極において、アデリーペンギンは食物連鎖の中間にいます。

アデリーペンギンは、オキアミ、甲殻類、魚類をエサとしていると同時に、ヒョウアザラシに捕食される関係性です。エサを食べるには海に飛び込まなければなりませんが、海に入るとヒョウアザラシに食べられてしまうリスクがあります。

アデリーペンギンは、エサを食べるために命がけで海に入らなければなりません。最初に海に飛び込む1羽は、大変なリスクを負うことになります。

そのため、人間社会のなかでも、新しいことに最初に挑戦する人のことを「ファーストペンギン」と呼ぶのです。

ファーストペンギンの由来になった恐ろしい習性

実は、最初に海に飛び込む1羽目のペンギンは、自から進んで飛び込んでいるわけではありません。

よくペンギンが海に向かって列をなして、おしくらまんじゅうのように仲間を海に落としている映像を見たことはありませんか?これは仲睦まじく遊んでいるのではなく、海のなかに天敵のアザラシがいないか確認するために、仲間の1羽を海に突き落としているのです。

その1羽が海に落ちたあと、他のペンギンたちはいっせいに海の方を凝視します。落とした1羽が無事に魚を加えて泳いでいれば、他のペンギンも海に飛び込みます。血だらけになって浮いてくれば、その場から立ち去ります。

カンタンに言えば生贄ですね…

微妙な気持ちになる話でしたが、人間の世界では命まで取られることはそうそうないありません。是非「ファーストペンギン」を目指したいですね。

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