話題の完全食をオフィスで食べられる「BASE FOOD STAND」は流行るのでしょうか?
BASE FOODを定期購入しているわたしが考察してみます。
BASE FOODとは?
まずは、「BASE FOOD」とはなんぞやをカンタンにご紹介します。
BASE FOODは、完全食を提供するスタートアップです。2020年4月時点で、完全食を扱う会社は4、5社ほどあり、BASE FOODはその中でも主要な1社に数えられます。
完全食とは、1食で1日に必要な栄養の1/3を摂取できるように計算された食品のことを指します。
BASE FOODでは、計3種の製品を展開しています。
- BASE BREAD…常温保存可能なパンタイプの完全食
- BASE PASTA…麺タイプの完全食で茹でて調理する。フィットチーネとアジアンの2種から選べる

出典:https://basefood.co.jp

気になる方はこちらのBASE FOOD公式サイトからどうぞ。
https://basefood.co.jp
法人向け設置型社食サービス「BASE FOOD STAND」

出典:https://basefood.co.jp
「BASE FOOD STAND(ベースフードスタンド)」は、2019年10月25日にスタートした法人向けの設置型社食サービスです。
商品は常温保存可能で、そのまま食べられるパンタイプの「BASE BREAD」です。通常は390円(税込)ですが、特価で350円(税込)で購入可能とのことです。
設置にかかる企業側のコスト負担は無く、社員がこのスタンドでLINE Payで決済する仕組みです。
ついつい食生活が偏りがちなサラリーマンの栄養事情を大きく改善できるかもしれません。また、栄養素はきっちり網羅しつつも、糖質やカロリーは控えめになっているので、ダイエットにもいいのが嬉しいですね。
昨今は経済産業省の健康経営企業認定制度のおかげで、健康経営が注目を浴びているので、時勢としても悪くないです。
BASE FOOD STANDは流行るのか?

個人的なBASE FOOD継続の秘訣
わたしは、週3回お昼ご飯にBASE BREADを食べています。
職場に持って行って食べているので、時間をかけたくないことから、何もつけずプレーンでいただいています。
まずくはないので、食べること自体は苦になりませんが、食の楽しみは正直ありません。やっぱり外で食べたほうが美味しいです。
継続の秘訣は、毎月の定期購入コースにあると思っています。
予定通りに食べていかないと来月の分が来ちゃうという心理作用で、自分で自分を縛っている感じですね。もし、定期購入ではなく、毎日完全食か外食するかを選択するとしたら、外食の誘惑に負けて続かなかったと思います。
では、BASE FOOD STANDは流行るだろうか?
というわけで、「BASE FOOD STAND」は、完全食が気になっている人が手に取ってくれる可能性は十分にありますが、その人が継続的にBASE FOOD STANDで購入することはないんじゃないかなと思います。
販売戦略としては、BASE FOOD STANDはあくまで製品を知ってもらうためのきっかけ作りとして活用し、興味を持った人には定期購入に持ち込んでいく方が良さそうです。
ただ、BASE FOOD STANDで買ってもらえなければ、導入企業は撤退してしまうでしょうから、これではジレンマになってしまいますね。
継続コースという縛りがない人が、「今日はBASE FOODにしよう!」と思って食べてくれるとしたら、コンビニで買うパンと同じくらいには美味しく、楽しく食べられないといけないですね。
多少値段が上がっても味が付いている菓子パンか惣菜パンにすれば、だいぶ買ってくれる人は増えそうに思います。